東吉野村 高見川 納竿

今日はアマゴを釣るつもりで釣りに出たのだが、東吉野村にある釣具屋さんに寄って餌を買おうとしたのだがアマゴ の餌は完売という事で、残念! 囮屋さんに寄って餌が無かった話をするとミミズならあるから使いやと言って頂いたのですが、そんな気になれなくて今日は鮎釣りをする事にした。

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東吉野村 高見川 恐ろしい出水

今年は9月中までは渇水続きで、釣り人は皆雨乞いをしていたと思うのですがアマゴも鮎も終了間際で、今度はこれでもかと言うくらいに雨が降る、それも半端ない、昨日の夜8時40分から9時10分迄の30分で30センチの増水なのだから絶対に逃げ遅れる。高見川の様な里川でも非常に危険な水位の上がり方。この水位計のある所は川幅としては結構広い所なのでもっと狭まった所だと、、考えるだけでも恐ろしい。

急な出水

今月いっぱいでアマゴも禁漁になるので今日最後のアマゴ釣りに行く予定でしたがこの水位計を見て諦めました。約40年前の渓流竿も先日の釣行でついに折れて、10センチ短くなった穂先も、、

穂先の折れた竿

ネットショップカツキから早急に送っていただき、現代風にクルクルで修理を済ませ、、

回る穂先

飲み込まれた針を外すのに、、ミニサイズのハリはずしも新調して用意は抜かりなく終わっていたのに、いたのに。

針外し

このまま雨が降らなければ、最後の30日には行けるか? 行けないか? まあ、行けなければ行けないで、仕方がおまへん。

高見川の幅広な谷鮎を使った炊き込みご飯 鮎飯

今年も炊き込みご飯の季節がやって来ました、高見川の鮎釣りもひと段落で今まで釣りためた鮎を沢山使って私好みの味付けで具材も沢山の炊き込みご飯です、私が小学生の頃にこの様なご飯を腹一杯食べることができたなら、頑強な体の大男になっていたのになぁ〜などと思いながら、今はもう要らんわという程食べまくっています。しかし高齢者となった今頃食べまくってもお腹が出っ張ってくるだけで、血となり身とは生りません。プリン体の数値の高い鮎は沢山食べると尿酸値が上がって痛風の仕返しを受ける事になるのでそこそこがよいのですが、鮎を沢山食べると元気になるのです。

使う鮎は紀の川の上流の吉野川の、さらに上流のダムのない清流高見川の上流の、四郷川のさらに上流の、大又川のアマゴや岩魚の釣り場で8月3日に釣った幅広の谷鮎を焼いて一晩冷蔵庫で寝かせた鮎。

あゆの素焼き

鮎以外の具材は、ゴボウにニンジン、アゲにコンニャク、梅干しに生姜、具材の量は適当に調味料はお塩と白だしでお米は2合。舞茸とかタケノコも入れたかったけど残念ながら冷蔵庫には無かった。

鮎の炊き込みご飯

炊き上がったら鮎を取り出して純粋に身だけにする。小骨もない様に徹底して分けます、努力は裏切らないのですが食べてる時に一本でも小骨が見つかると、まだまだだなと思うのです。

鮎の身と骨を分ける

釜に戻してかき混ぜれば出来上がり。

完成した鮎の炊き込みご飯

私が料理人の様に繊細な舌を持っているなら潔く具材は谷鮎だけにして鮎の繊細な風味を楽しむなどというところなのでしょうが、育ちが育ちなので、とにかくお腹いっぱい食べたいのです。今回もよくできました、誰か流にいうなら谷鮎の宝石箱や〜〜、頂きます。

東吉野村 高見川 大又川 アマゴ

朝はゆっくり目の8時に自宅を出た、10時過ぎに囮屋さんに着くと何時も常駐している釣り人が竿を出していた、私は今日はアマゴ釣りの日と決めて大枚を払って葡萄虫を仕入れてきたのです、ミミズも欲しかったのですが残念ながら売り切れでした。最近というか鮎でもそうなのだが、一発目がデカイ!!25cmでした良く肥えた雄でした、残念!!

立派なアマゴ

川はこんな感じで、白っ川なのです。きつい流れではよーつらないでやや緩みのところで掛かった。二間半の竿でも枝に食われて仕掛けの損失が激しい。

増水しても清流の四郷川

全ていかして帰ってきて氷締めと塩で一気に締めた。

活かして持ち帰ったアマゴ

何時もの集合写真。やっぱり締めてすぐは綺麗だ。一番小さい15cmはリリースサイズなのだが、針を飲み込んでしまったので持ち帰った。

まな板に釣果

何を食べているのか? バッタや黄金虫や川虫でバッタが一番多かった。

アマゴの食べ物

で、内臓を全て綺麗に掃除して、塩辛を作ってみます。アマゴ の塩辛はなんていうのだろうか?アマゴ の場合はイクラと白子を見たら何となく罪悪感を感じますねぇ〜。無駄にしないためにも頂いてみます。下の内臓の写真、綺麗でしょ?イクラは2尾分で8尾のうち2尾が雌でした。

アマゴ内蔵

塩を振って脱水させます、この後煮沸消毒した瓶に詰めます。

アマゴ内蔵の塩辛

帰りに御幸橋上流の写真。

御幸橋から増水の高見川

下流の写真。

御幸橋から増水の高見川下流

大又川ではまるっきり鮎の雰囲気はありませんでした、今回はカワムツは全てリリース、一流しでアマゴが来ないところはカワムツかウグイかだけど、今回は当たりも少なかった、足元は胴長で水温が分かりにくいが手を水につけると痛くて5秒も手を流れに置けない。鮎は本流では数尾は釣れていた様でしたが鮎釣りはもう2、3日後では無いでしょうか? 知らんけど。

東吉野村 高見川

2022年9月16日:台風前に行っておかなければと思いいつもの囮店へ、みな考えることは同じとみえて今日も釣り人が多い、それも同世代の釣り人が多くて若い人は極端に少ない、、平日だから当たり前か。この高見川の鮎釣りは高齢者と女性の年券は半額の¥5000という事もあってかとにかく高齢者の釣り人が多いので他人への気遣いは至る所で感じられる。トーナメント志向のギラギラした年代は少ない、よそ者がいうことではないのかも知れないが年券を安くして囮屋さんが沢山の囮を売るほうが村全体としての活気がある様に思う、70歳以上半額の設定は漁業組合になかなかの知恵者がおられるのでしょう。囮店は名人たちが毎日天然を補充されてるが、お土産として5匹位買って帰られる釣り人も多数なので遅くに着くともう品切れです。今日は早めに行ってとにかくメス鮎の元気なのを選りすぐって頂いた。其の囮で出す事5秒でドンと24cmが掛かる、今日は入れポン出しポンかと思ったが其の掛鮎ではデカすぎて囮にならない、分かってはいるが一応鼻環を通してみるがウントもスントモ言わない。昼に囮屋さんに戻ったときには片手の5尾でだいたい皆さんと同じくらいでよく釣る人の話を聞くと、囮を沈めて、泳がして1分以内に追われたか、かからない場合は次々にポイントを変えていかなければ今の川の状態では釣れないと聞いて、納得でした。午前中の5匹も全て出し掛で釣れた鮎で囮屋さんの近くで釣れた24.5cmなどは囮に鼻環を通して離した瞬間に掛かっていた。午後からは御幸橋へ、ここでは9匹で今日も終わった。

出会橋上のトロ瀬で最高の石囲いの中へ囮を入れると瞬殺でガッ!!ときて後は何も無しで囮を引き寄せてみるとなんと今年初の腹ハリス切れ、今日付け替えたばかりの06が当たりの衝撃で切れた、何日も使ってヨレヨレのハリスではなくてほとんど新品のハリスなのに、なんて馬力の鮎なんだ。

たまには開きも作ってみた。

夕方6時の御幸橋からの遠景、遠くに見える建物は、民宿ますもとさん、囮もあります。