高見川の幅広な谷鮎を使った炊き込みご飯 鮎飯

今年も炊き込みご飯の季節がやって来ました、高見川の鮎釣りもひと段落で今まで釣りためた鮎を沢山使って私好みの味付けで具材も沢山の炊き込みご飯です、私が小学生の頃にこの様なご飯を腹一杯食べることができたなら、頑強な体の大男になっていたのになぁ〜などと思いながら、今はもう要らんわという程食べまくっています。しかし高齢者となった今頃食べまくってもお腹が出っ張ってくるだけで、血となり身とは生りません。プリン体の数値の高い鮎は沢山食べると尿酸値が上がって痛風の仕返しを受ける事になるのでそこそこがよいのですが、鮎を沢山食べると元気になるのです。

使う鮎は紀の川の上流の吉野川の、さらに上流のダムのない清流高見川の上流の、四郷川のさらに上流の、大又川のアマゴや岩魚の釣り場で8月3日に釣った幅広の谷鮎を焼いて一晩冷蔵庫で寝かせた鮎。

あゆの素焼き

鮎以外の具材は、ゴボウにニンジン、アゲにコンニャク、梅干しに生姜、具材の量は適当に調味料はお塩と白だしでお米は2合。舞茸とかタケノコも入れたかったけど残念ながら冷蔵庫には無かった。

鮎の炊き込みご飯

炊き上がったら鮎を取り出して純粋に身だけにする。小骨もない様に徹底して分けます、努力は裏切らないのですが食べてる時に一本でも小骨が見つかると、まだまだだなと思うのです。

鮎の身と骨を分ける

釜に戻してかき混ぜれば出来上がり。

完成した鮎の炊き込みご飯

私が料理人の様に繊細な舌を持っているなら潔く具材は谷鮎だけにして鮎の繊細な風味を楽しむなどというところなのでしょうが、育ちが育ちなので、とにかくお腹いっぱい食べたいのです。今回もよくできました、誰か流にいうなら谷鮎の宝石箱や〜〜、頂きます。