
釣り場でアマゴの入っている友バックを持ち上げると水がダダ漏れとなった、魚は何時も家まで活かして帰るのでこれはマズイ、仕方なく魚はたも網に入れて川に置き往復1時間かけて車から鮎用の曳舟を持ってきた。その後も釣りをしたが友バックに比べて重いし、余程静かに置かなければガッんと音が出るし使いにくかった。
自宅に持ち帰り破れ目の所をよくみると2枚合わせで接着剤で止まっているのでは無くて、熱溶着されていそうなのでアイロンで溶かし合わせるとどうだろうと思い、作業をし易くする為に袋だけを取り外す。
網を本体から取り外すのはピンで止まっているだけなのだがそれを引き抜くのに少し手こずる、ペンチでつかめる迄引き出すのがいちばん難しい。掴めるだけ出せたら後は簡単で引き抜くだけ。

スプリングのはまり方を確認してピンを抜く

無事に壊す事なく分解完了

外したピン4本とスプリング2個

袋をひっくり返してみると、デッカイ穴だ。

また元に戻してマチ部分にアイロンで熱を加えると溶着できた、溶着されてる合わせ目の所に袋の内側から接着剤で補強した、24時間後にはゴム状になり完全に硬化するということなので、溶着されている所全てに水の溜まる内側から塗っておいた。替袋がパーツとして売っていれば交換だけなので楽だったが生産終了でもはや手に入らない。残念‼️

赤丸の部分が穴が空いてアイロンで熱溶着した外側、溶着出来た部分がオリジナルより幅広になっている、内側からも接着剤で補強している、固まった頃を見計らって組み立て完了で水を入れて検査確認、異常無しと言いたかったがぽたりぽたりと水漏れが有ったので確認すると穴が空いてアイロンで溶着した所ではなくて袋の角の強化されてる所の周りが弱っていた。(グリーンの丸の部分)同じ接着剤で内側と外側から補強して3時間ほど水を満タンに入れて置いてみたが水漏れは無かった。

1987年製の友バックLはいつ迄使えるのか?

修理の後に取り敢えず釣りで一日中使ったが、全く問題なかった、完全な修理!