今年のあまご釣りの川

今年は釣りの開始が遅くなったがお山の朝は5度と寒い、「小原川」に決定、今年はこの川一本で何尾釣れるか、楽しみ。

周りに家はあるが人の気配はしない、まずは廃校跡の運動場であっただろう広い敷地に車を置かせてもらって長い傾斜のある杣道をゆっくりと川に降りる。

降りた川はこんな感じの綺麗な川だが決して歩きやすい川ではなくてこんな渓相の川は危険がいっぱいでスリル満点です。

川が綺麗で水温が低いと(10時頃で12度)外道が来ても手があまり臭くならないが持って帰ろうとは思わない、渓流釣りでの外道の代表魚と言えばこれ、ウグイさん。誰も持って帰らないから大きくなる、アマゴもこれくらいのが嬉しいけど、なかなか、、、トンビが釣り開始からずーつと付き纏っているのは多分そんな人は少ないと思うけど、ごく稀に外道は川に戻さないで丘に捨てる人もいるので、それを期待しているのかも知れない。

取り敢えずボーズは逃れた、安心の1尾、食べ頃で綺麗だが放流物にしてはヒレが黄色い、が、尾がやや丸い、昨年の成魚放流魚が川で綺麗になったのか判断が付かない。さあこれからという時に崖の上で山猿がキイと鳴いて釣っている対岸に石を落として釣りの邪魔をする意地の悪い猿に出会った、それも一度ならず2度もやられたが、甲高い音の出る笛を一発吹いてやるとそれからおとなしくなった。

この川の川沿いを走る道はとにかく落石が多いので少し怖いが稀にこんなのが落ちてくるのだから、この世はタイミング次第か?

最後に今日の集合写真、今年の成魚放流のヒレのグレーなのが数匹混じったが全体に放流物としては綺麗なアマゴだ。釣りにはまだ早いのかやや錆が出ている。この川のアマゴは何を食べているのか胃袋の内容物を見てみると頭では考えられない物を沢山食べていて胃がパンパン、食べているものが分かってもそれを取って餌には考えられないし針に付けるのも難しい、悪食としか言いようがない、それが付くと鮎が石をハメないというアレでした、想像を遥かに超えた。

寝ていて足が攣って痛くて夜中になん度も起きた、毎年の事だからこれから夏に向けて足は鍛えられて行く。