どうなんだ?

私が釣りをした記録の最古の写真がこの一枚で、16~17才位の時だと思う 釣りそのものは小学生の時には一人で釣りをしていた記憶はあるのだけど 今と違って、当時はお気楽にカメラを使えるわけではなくて モノクロの写真を現像して、プリントが出来れば、もう学者先生の扱い だったと思います、家にはカメラがありましたが、釣って来た 魚を撮ろうものなら、頭をどつきまわされたと思いますし、子供の手の届く 所には置いてなかったですからね、証拠写真は残念ながら無い。

雨マスとタバコのわかば
20才前半迄は、山仕事だったので、飯場の近くを流れる小川には 必ずいましたね、雨鱒とオショロコマ、羆に蝦夷鹿、マムシに青大将 、仕事に行く時に1号位の道糸だけ持っていくわけで、当然のことながら 腰には良くきれる鉈が必ずある、竿は木の枝、重りは石ころ、餌はドバミミズ、針は 当時「腕抜」っていう事務員さんがしてた腕にはめるのが あって、それを皆がしてたので、それをズレないようにピンで止めてた、その ピンを釣り針に流用して使ってました。

形は適当に釣り針の形に曲げるのです 、まげかたが悪いと延びて良く魚を逃がしてましたが、そんなに気にはならなかったですね、魚はなんぼでもいたし、 この写真は多分昼御飯のとき前を流れる小川で弁当のおかずの魚肉ソーセージで 釣った魚だったと思う、魚を釣る為に出かけると言う事はまれで、そこに魚が見えたから釣る、そんな 釣りだった。

「わかば」というタバコは日本産の一時期販売してた タバコなんだけど、今はこの銘柄のタバコはないのか、安いタバコでしたね 当時一番売れてたタバコはハイライトだったか?シンセイだったか?ロンピーだったか?、 さすがに当時でも僕らはゴールデンバットはオジンのタバコだ格好悪いと言って吸わなかったですね、そうや、思い出してきたぞ..小学生のときだな、初めてタバコをいたずらしたのは..紙巻きタバコじゃなくて「きざみ煙草」ってたか? キセルに小指の先ほど詰め込んで、一回、2回、煙を吸い込んだら、その赤い燃え殻を掌にポンと落として、手が火傷しないように、コロコロ回しながら 火が消えない内に次ぎの煙草をキセルに詰め込んで、火種は掌に乗ってる 前の燃え殻なんだよね、その大人の煙草を吸う仕草が子供心に格好良かったので 大人の目を盗んで、真似るわけだけど..当然手の平を火傷した、昔の煙草は仕事をして、掌に厚い皮ができて、タコができてゴツゴツした手 でなければ、「いっぷく」する資格が無かったと言う事だわね。
     趣味の鮎釣りはどうなの?
山男

この頃は急峻な崖でも駆け下りたのですが、、若い時はね。

殿さんの一句

殿さん一句

この当時私は失業中だったのですが、失業保険を受給しながら鮎釣に通っていた中で殿さんの一句が、胸に滲みました。

解凍してみました

和歌山県有田川で釣りそのまま冷凍保存してあった内の2尾を 解凍してみました。21cm位の鮎で体全体の色見はやや黄色みが強く釣りたての色には程遠いが脂鰭の先の深紅は薄れていない、体側に婚姻色が強く浮き出ている、冷凍する前はこんな風にはっきりしていなかったはずだが、勿論2尾共に腹子は無かった。尾鰭、腹鰭もこんなに黄色くは無かったように思うのだが。冷凍してから9ヶ月、味の方はどうなのだろう、香りはもはや無い。そこでガスこんろで、約25分、尾鰭は焦がしたが、腹は落ちなかった、写真の様に綺麗に焼けて美味しそうだ、早速食してみたが腹もしっかりしていた。肝心の味の方だがやや口に油が残るかなと言う程度で味も悪くはなかった。私は蓼酢もつけないし他の味付けもしない、塩のみなのでかなり舌は確かだと思っている。でも釣りたての鮎には逆立ちしてもかなわないもうすぐ
(日^^日)♪

解凍された鮎

甘露煮にしてしまえば9ヶ月冷凍してあつたなんて絶対に誰にもわかりません。と・・・思いますたとえ冷凍ものでも自分で釣った鮎を食べる、これが幸せ、これが釣り人の特権。

解凍鮎の塩焼き

猫招き1本針

ボロボロになった1本の針、捨てられない思いでの針、 これ1本で半日を遊ばせてもらい、そして魚影の薄い川で 21cm以上の鮎を10数尾も掛けてくれた、釣り場で 研いで研いで研いで使った為に 針先は欠けている様に見えるが、肉眼で見る限り尖っているし この状態でも爪に止まる、 0.5mmは元の針先より後退して、早掛けの形に近付いている。

油の乗った鮎を掛けると、針のまわりに薄いビニールを巻き付けた様に 鮎の油が巻き付きます、1本針を使わなければ多分気が付かなかった事だと思います

0.1号の根巻き糸は鮎掛かりの衝撃で切れてボロボロ でも、このボロボロで不細工な姿がなぜか 一生懸命頑張った証で、とても美しく見えるのは 手前味噌と言うものだろうか。

チラシ、ヤナギ、3本や4本錨より良く釣れる と言うものでは無くて(優る所は多々ありますが)・・どこでも釣れると言う事(川相)でも無い・・僕の大好きな瀬の釣りでは100%実績が無い(^^)

釣る場所と時期によってはこんなもんで釣れるんだ!! という事が非常に嬉しくて楽しいのです。

一本針

一番最初に作った一本針はPEを1.5号のハリスに結んだだけで、どうもあのこぶがイマイチな気がしていたので、改良した
根巻で巻かないで針にはPE直巻きで針先の方からワッパかけ、巻き始めにアロンを少し落とす。ハリスとの接続はシーガーのHPで紹介されていた(8の字ぐるぐる結び(ノーネームノット))が最高のやり方であると知らされた
見た目が綺麗で流水抵抗も少なくなるのが見て取れる。ブラブラ部分は当初15mmだったのだが、10mmにした、両手でガンガン引っ張ってみたが強度は十分でした。

ハリスとPEの接続部分が実にスマートで満足しています。PE部分は大型鮎対応で0.8号を使用、一番最初に作った上の画像のPEは0.4号。

これで釣れるのかって??? ムフフ、、、(^^)

一本針とAyuhey tools

Ayuhey Tools


以前から砥石は色々と市販のを買って使っていたのですが なかなか良い物がなくて、アンテナを張っていましたら 思いは形となって、とても素晴らしい砥石を頂きました 知り合いでもないのに、ある掲示板の書き込みを見つけて おねだりして頂いたものです。 大きさがちょうど良くて使いやすくて、本当に良く研げます。 針先が欠けなくても1本の針で何匹もの鮎を掛けると、針に鮎の油が 付着して刺さりが悪くなります、やはり鮎師にとって砥石は必須アイテム ではないかと思います。
高性能な砥石 Ayuhey tools

この砥石が造られた原点は有名針メーカーで最も硬いと言われるあの「◯ハード」の針先を回復させるということを命題として鮎平さん(ネットネーム)が開発して鮎平さんの仲間たちがテストを繰り返して作ったこの砥石、優れているものは高価なわけで針先が少し鈍ったくらいで捨ててしまうには勿体ないということと、研ぐことは不可能と言われた針に、鮎平さんの技術者としてのプライドで開発されたこの砥石、使って見ないことには始まらない。